連帯保証人を頼める人がいない時に頼れる「保証会社」とは
賃貸物件を借りる際に、必ずと言っていいほど必要になった「連帯保証人」。
一般的に、親族にお願いすることが多いが
「親族には頼めない」「頼める知人もいない」という場合もあるでしょう。
そんな時は、連帯保証人を会社として代行している「保証会社」に頼ります。
保証会社って!?危ない会社!?
保証会社のあれこれをご説明します。
保証会社とは
上記にも記載している通り、
保証会社とは、連帯保証人の代わりに連帯保証人と同じ責任を負うことをビジネスとしている企業のことです。
決して危ない会社ではなく、最近では不動産会社自らが保証会社の利用を指定している場合も多いです。
保証会社のあれこれ
■保証会社っていくつもあるの?
いくつもあり、会社によって強みとしている特徴は異なります。
■誰でも使えるの?
これも保証会社によって、条件が異なります。
・未成年の場合は親が契約する
・無職でも知人でもいいので連絡先を記載する
など
■どうやったら使えるの?
保証会社の審査に通ったら使えます。
審査基準も保証会社によって異なりますが、高い承認率を誇る会社もありますよ!
<審査基準>
保証会社に求められている書類を提出します。
・保証会社用申込書
・身分証明書(運転免許証や健康保険証)の表裏のコピー
・源泉徴収票や給与明細書などの収入証明関連
・在籍証明書
・内定通知書
など
これらの書類を基に審査が行われます。
公務員・会社員の場合、審査が通りやすいと言われています。
どんなに承認率が高い保証会社でも
過去に支払いを滞ったことがある方は審査に通ることは難しいかもしれません。
<審査時間>
早いところであれば最短30分と言われています。
物件を借りる人へ保証会社から連絡が来ますが、出られなかった場合などは時間がかかってしまいます。
■タダで使えるの?料金かかるの?
保証会社によって金額は異なりますが、保証会社利用料が発生します。
物件更新の際に、一緒に支払うケースが多いでしょう。
■保証会社って自由に選べる?
一般的には、不動産会社や大家さんが指定します。
(家賃収入をメインとしている大家さんにとっては、自分にメリットのある保証会社がいいですしね)
ただ、物件を借りる方が選んだ保証会社が許可される場合もあるので一度相談してみるといいでしょう。
■保証会社が自分の代わりに支払ってくれたらその月は家賃を支払わなくていいの?
そんなことはありません。
退去したから、支払わなくていいということもありません。
保証会社が代わりに払ってくれた場合でも、家賃の立替金を保証会社にすぐ支払わないとデメリットばかりです。
・家賃以上の金額を支払う羽目になる
・1ヶ月以上支払いが遅れてしまったら、契約解除となり退去せざるを得なくなる
・滞納履歴はデータとして残るので、保証会社の審査が通りにくくなる
連帯保証人と保証会社の違い
保証会社は連帯保証人と違って、入居者が家賃を期限までに支払えなかったり行方不明になった、
などのトラブルを対処することをビジネスとしているため、不動産会社を初め大家さんにとって安心できる存在です。
ちなみに・・
大家さんの収入は、入居者が払う家賃です。
家賃を期限までに払わないと大家さんも収入がなくなり生活できなくなります。
(家賃収入がメインでないこともありますけどね)
なので、万が一入居者の家賃支払いが遅れた場合には保証会社が代わりに支払います。
※家賃支払い日の当日、1週間後、手続き完了後、など代わりに支払ってくれるタイミングは保証会社によって異なります
<連帯保証人とは>
こちらの記事で詳しく説明しています!
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