キャバ嬢が知っておくべき!暗黙の了解ルール



水商売の世界には誰もが知っておくべき暗黙の了解が多いんです。
あまり誰も教えてくれないことが多いので、
後から「えっ、ダメだったの!?知らなかった・・・」なんてこともよくあります。

今回は、代表的な水商売ならではの暗黙のルールをご紹介いたします。
そんなの知らないよ~となる前に、少しでも知っておきましょう!

お酒について


水商売の世界で切っても切れないのは、やはり「お酒」でしょう。

乾杯する時はグラスを両手で持ってお客様のグラスより下にする


これは水商売の世界でなくても一般的な社会人としてのマナーですよね。
来てくれたお客様に敬意を持って乾杯しましょう。

お酒は濃くつくりすぎない・半分以下になったらお酒を継ぎ足す


お酒を作る際は気持ち薄めに作りましょう。
気の知れているお客様だったら別ですが、初対面の方では初めに聞くのがベストです。
そこから会話が広がったりもするので話のきっかけ作りにもいいでしょう。


グラスに付いた水滴をハンカチで拭く


これは基本的なルールです。
なるべくおしぼりではなく自分で用意したハンカチを使いましょう。


たばこについて


キャバクラに来るお客様は煙草を吸われる方が多い傾向にあります。
自分は吸わなくても覚えていないといけないルールですのでしっかり予習しましょう。

お客様のたばこはライターやマッチでつけてあげる



お客様がたばこを取り出すタイミングを見計らってすっとライターを差し出しましょう。
お客様がご自身でたばこに火をつけると失礼にあたります。
火をつける際はお客様に火傷させないよう、自分の手元で火をつけてからお客様の元に運んで
もう片方の手で火を包み込むようにすることもマナーです。

中には自分でつけるよというお客様もいるので断られたら無理につけないようにしましょう。

灰皿は吸い殻1本で交換する


お店のルールにもよりますが、基本的には灰皿に吸い殻を何本もためることはしません。
小さめの灰皿を頻繁に交換するのがルールになるので、
ヘビースモーカーのお客様の時には灰皿を多めにもらうようにしましょう。


ヘルプについて


キャバクラなどでは本指名の女の子がそのお客様の席を離れる間に
接客を別の女の子がする「ヘルプ」の制度があります。
ヘルプをする際は、あくまでも他のキャストのお客様であるということを
わきまえて接客する必要があります。

連絡先は交換しない


基本的には一度女の子を指名したらその子がお店からいなくなるまで
指名を変えることができない「永久指名」のお店がほとんどです。
本指名がいるお客様と他のキャストが連絡先を交換することはNGなので
お店のルールをまず理解しましょう。

お客様から内緒で交換してよとせがまれても流して断りましょう。


お酒は飲んでいいよといわれるまで飲まない


ヘルプの席ではお客様から「飲み物頼んでいいよ」と言われるまで
こちらから「いただいていいですか」と言わないこと。
ヘルプの席ではドリンクバックが付かないお店も多いです。
どんなに喉が乾いていても控えめにいきましょう。


指名キャバ嬢の話題を振らない


キャバ嬢はお客様に常に本当のことを話しているわけではありません。
ヘルプ席についたときに、本指名のキャバ嬢のことを聞かれうっかり話してしまうと、予想外のトラブルが起こることにもつながりかねません。
キャバ嬢同士の信頼関係も崩れかねないので、他のキャバ嬢のことを聞かれても
「お互い個人的な話はあんまりしなくって~」と流し、極力答えないように心掛けましょう。

まとめ


水商売の暗黙の了解といっても、一般の社会のマナーに通ずるものばかりでしたよね。
水商売の仕事というだけで適当にやってれば誰でもできると思われがちですが、
お客様やキャスト・従業員に対してどれだけ気を遣えるかが売れるキャバ嬢の基本です。

特にキャバクラに慣れているお客様ほど、女の子の細かい仕草を見ているもの。
お客様に気持ちよく過ごしてもらおうと心掛ければ自然とできることではないでしょうか。